
六月の節気の一つが二つの都市で異なる声で開かれる。慶北慶山では6月19日から三日間、慈仁面の桂亭(ケジョン)の森一帯が「2026慶山慈仁端午祭」の広場となり、世宗では6月13日、湖水公園の青い野原に「第13回世宗端午祭」が設けられる。一方は国家無形遺産に指定された伝承儀礼を抱えており、もう一方は一三年にわたって新都市が自ら築き上げてきた祭りだ。同じ月、同じ節気、しかし祭りが立つ土地の来歴が異なる。
桂亭の森は水と木に囲まれた場所だ。新羅時代から伝わってきたと紹介されるこの祭りの骨格は、韓将軍大祭、戸長行列、慈仁端午グッ、女圓舞、慈仁八クァンデだ。この五つの広場が開幕日の19日一日に順に繰り広げられる。
同じ舞台ではその日の夕方にVRドローイング公演が続き、タイのシラパコーン芸術大学公演団の特別公演が加わる。今年掲げた主題は「市民を抱き、世界をつなぎ、未来を開く」だ。慶山市は6月2日にこうした計画を明らかにした。
二日目20日の色合いが最も耳慣れない。ランダムプレイダンスが昼の芝生を占め、全国国楽コンクールの音が続き、古宅音楽会と市民共感音楽会、慶山市民のど自慢が夕方まで並ぶ。世界端午文化体験ブースもこの日に開く。閉幕日の21日には釜山左水営漁坊戯・光陽ボックノリ・統営五広大が上がり、子どもの新羅茶礼の実演と思い出の見えるラジオ、LEDダンス、レーザーショーが夜空を締めくくる。
今年新たに増やしたものは観客の参加を広げる側に集まっている。市民が直接参加する戸長行列、邑・面・洞対抗のブランコ乗りとチェギチャギ大会の拡大、「慈仁端午の食膳通り」、シティツアー連携プログラムがそれだ。祭りを呼ぶ表現は文化観光祭り、滞在型観光祭り、ローカルブランディング祭りと少しずつ分かれる。

世宗の端午は初めからつくる祭りだ。世宗文化院が主管するこの行事は体験広場・参加広場・公演広場・シルム広場で組まれた。ショウブ石けんと端午の扇、天然染色のハンカチをはじめ二十種ほどの伝統文化体験が用意され、体験ブースは二十三か所の規模だ。きな粉餅とスリチトク、五味子茶は無料で味わえる。
参加広場にはめんこ遊びとペットボトル立て、コンギ遊び、チェギチャギが並び、公演広場では泡公演と綱渡り、獅子仮面舞、パングッ演戯が続く。シルム広場では世宗市シルム協会長杯の幼少年シルム大会と一般シルム大会・体験行事が開かれる。シルムへの参加は世宗文化院のホームページで事前に申し込むか、当日現場で受け付ければよい。南宮浩世宗市文化体育観光局長がこの行事を紹介してきた。
奇しくも6月13日は二つの都市の行事が同じ日に開かれる。世宗湖水公園に土俵が敷かれるころ、慶山南川の河川敷野外公演場でも「端午広報企画公演」が本祭りを予告する。これより一週間早い6月6日午前11時、慶山市はソウル南仁寺マダンの「端午、ただ一つになる in 仁寺洞」に出て桂亭の森の三日間を知らせる。世宗端午祭が何時に開き何時に閉じるかは告知されていない。
千年を受け継いできた儀礼と一三年を積み上げた広場が一か月のうちに相次いで開かれる。6月6日に仁寺洞で慶山慈仁端午祭の広報行事が開かれ、13日には世宗湖水公園と慶山南川の河川敷でそれぞれ行事が行われる。
