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都市が森に沈んでいる

편집부·公開 2026-05-22 13:34 KST
ビルより広く広がった緑が都市の半分を覆った午後
緑は都市の背景ではなく構造だ
緑は都市の背景ではなく構造だ / 写真 Thomas Parker · Pexels

雲一つない真昼の空の下、都市が遠くに横帯のように置かれている。ドーム屋根とオフィス棟が数棟スカイラインをつくるが、画面の大部分は建物ではない。夏の光を受けて明るい黄緑と濃い緑が幾重にも混ざった樹冠が、手前の半分以上を埋めている。

緑の間をよく見ると、赤い屋根と灰色の壁がまばらに浮かんでいる。人の住まない森のように見えるが、家と道と庭が木の下に入り込んだ町だ。都市が森を押しのけた跡は見えず、森が都市を包み込んだ形で残っている。

こうした樹冠は夏の真昼の熱をため込まずに散らす。葉は日陰をつくり、根はにわか雨を受けてゆっくり流し、育つ間に炭素を体にためる。冷房機を一台減らして動かすことと、木を一本守ることが同じ効果を生むという意味だ。

重要なのは、この緑がひとりでにできたのではないという事実だ。誰かが街路樹を植え、誰かが開発線を後ろに引き、誰かが古い木を切らないことにした。その決定が数十年積み重なって今の屋根になった。

光は左上から斜めに入ってくる。樹冠の右下に葉の群れごとに短く黒い日陰が結ばれ、赤い屋根が数棟その陰に半ば覆われて輪郭だけを見せている。日が少し傾くだけであの陰の長さは変わり、陰に入る家も変わる。緑の広さだけを数えてはつかめない分が角度に載っている。

写真をもう一度見てほしい。スカイラインから目を離して下の緑を見渡すと、都市の大きさを階数で測らずに木の葉で測ることもできそうだという考えが浮かぶ。今日わたしたちの町で消えつつある陰はどちら側なのか。

編集部 · Breath.Culture

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