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紙が書き取った木の葉

편집부·公開 2026-07-03 09:26 KST
障子紙一枚に掛かった影と午後の光
紙は光を遮らずに書き写す
紙は光を遮らずに書き写す / 写真 SHIMADA MASAKI · Pexels

室内はほとんど黒い。その暗さの真ん中に障子が一枚立っていて、細い桟が紙を大小の四角に分けている。下half分には木の葉の影がにじんでいる。葉の輪郭ははっきりせず、端に向かうほど柔らかくほどけていく。

ガラスだったら影は鮮明なまま床に落ちていただろう。韓紙はそうしない。光をいったん含んでから均等に出す。窓の中ほどを横切る狭いガラスの帯だけが外の様子をそのまま見せ、残りはすべて紙が濾した光だ。

コウゾの皮を叩いて漉いて乾かした紙が壁になり戸になっていた時代があった。その壁は外を遮る代わりに外を書き写した。葉が揺れれば紙の上の葉も揺れ、日が傾けば影は桟に沿って少しずつ場所を移す。部屋の中に座った人は窓を開けなくても外の時間を読んだ。

床も暗がりに沈んでいるが完全に黒くはない。窓の下へ流れ落ちた光が床板の木目を浅くなで、板と板の継ぎ目が細い線となって現れる。紙が柔らかくほどいた光を、木は再び自らの木目のとおりに区切って受ける。同じ葉が二度書き写されるとみなして見れば、部屋の中の表面ごとに書き取り方が少しずつ違う。

だからこの写真で最も古いものは木枠ではなく紙かもしれない。今もどこかの部屋では同じ葉が同じやり方で書き写されているだろう。もう一度紙の下のほうを見てほしい。影の端がどこからぼやけ始めるのかを。

編集部 · Breath.Culture

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