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三段目に座ってみる

배진경·公開 2026-03-13 08:40 KST
上りきった後に先延ばしにした休息を、階段の途中に移すこと
石は急ぐことを習ったことがない
石は急ぐことを習ったことがない / 写真 Gustavo Ferreira Cunha · Pexels

灰色の階段が弓のように大きく湾曲して下りていく。タイル一枚ごとに水の乾いた染みが薄く広がり、細い手すりは光を一筋に受けて長く輝く。人の姿は見えない。日陰が低く伏せているのを見ると、日が傾き始めた時間だ。

こういう階段を見ると、体が先に数え始める。何段か数える前にふくらはぎがこわばり、肩が少し上がる。息は短くなり、目の焦点は一番上の端へひょいと移る。

休むことを到着の後に先延ばしにする心がそこにある。上りきった後に、やることを終えた後に休むという約束は、たいてい守られない。

上る前に三段目あたりにただ座ってみることを勧める。手のひらで石のひんやりした気配に触れ、足の裏を床にすっかり下ろしたまま、息が自然と長くなるまで待ってみてはどうだろうか。三分あれば十分だ。その間、階段はどこへも行かない。

同じ三分は、バスを待つ停留所でも生まれる。路線案内板を見上げて立っている間に、顎に入った力をそっと見てもいいだろう。奥歯がくっついているか、下顎が後ろに引かれているか、舌が上顎を押しているか、その程度を気づくだけの観察だ。気づいた後に何かを変えなくてもかまわない。日陰が長くなる午後、待つことはどのみちその場にとどまる時間なのだから。

湾曲した階段の一段は、座る人にとってそのまま椅子になる。石は急ぐことを習ったことがない。

ペ・ジンギョン記者 · Breath.Social

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