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草の先に垂れる水滴の時間

편집부·公開 2026-08-04 19:31 KST
雨が上がったあと、葉先ごとに結んだ一粒が土へ下りる直前
草の先の一粒はまだ地面のものではない
草の先の一粒はまだ地面のものではない / 写真 Gaurav Kumar · Pexels

草の葉先ごとに水滴が一つずつ垂れている。画面左下は葉が密に集まって明るい黄緑に浮かび上がり、右へ行くほど葉も滴もぼやけて濃い青黒の暗がりに沈む。中ほどの葉が一枚、先が軽く折れていて、その折れた場所に滴が二つ、横並びではなく前後に付いている。日が低くかかった早朝か、雨が上がったばかりの曇りの昼。

雨はすでに過ぎ去り、残ったのはこの垂れ下がりだ。

雨水が地面に届く道すじは、この写真の中にすべて入っている。葉に引っかかって一度遅れ、転がり落ちながらまた遅れ、そうして土の黒い隙間にしみこむ。都市がこの過程を消した場所では、同じ雨があっという間に下水口へ集まってあふれる。

葉一枚が水滴一つを引き留めておくこの短い滞りが、根には飲む時間であり、土には濡れる時間だ。アスファルトの隙間を少し開けて草が育つままにしておくことがなぜ排水工事と同じくらい大切なのか、写真左の密な葉の茂みが静かに見せている。

右上の隅をもう一度見よう。ピントの外でぼやけた茶色の塊が斜めに横たわっている。乾いた落ち葉なのか濡れた土の塊なのかはっきりしないが、色が緑から茶色へ変わる境目がそこにある。草が水を引き留めている間、その下では腐る営みが進んでいる。

崩れた葉が土になり、その土が次の雨を含む。緑だけを植えても仕上がらないという意味だ。茶色まで残しておいてこそ水の道がつながる。

いちばん下の左の角、葉一枚に結んだ滴はほとんど落ちる直前まで垂れ下がっている。その下の土は写真に写っていない。滴が下りて跡をつくれる地面が私たちの足元にどれだけ残っているか、今日通ってきた道を思い出しながら写真をもう一度見ることになる。

編集部 · Breath.Culture

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