
今年の秋夕連休に合わせて開かれた博物館の特別展のいくつかが、9月27日に幕を閉じた。連休が終わった後も観覧客を受け入れている展示がある。国立全州博物館の「道場への帰還、全州西固寺の羅漢」だ。西固寺の羅漢像16軀を22年ぶりに一か所に集めたこの展示は、11月29日まで開かれる。
今年の秋夕当日は9月25日だった。国立晋州博物館は25日に休館し、国立中央博物館の特別展「私たちの食卓」は連休中25日だけを除いて無料で観覧客を迎えた。
「私たちの食卓」は一食の歴史をたどる展示だ。冒頭は先史時代の焼けた籾だ。朝鮮時代の金弘道の絵画と近代の画家朴寿根の作品も展示された。
晋州では遊びが中心に据えられた。国立晋州博物館は9月24日から27日まで秋夕を迎える文化イベントを開いた。博物館の前庭には投壺遊びと輪投げ、チェギ蹴りの場が設けられた。壬辰倭乱をテーマにしたプログラムと特別展の観覧もあわせて用意した。
国立光州博物館は連休最後の2日間である9月26日と27日に、家族向けの秋夕体験を運営した。特別展と連携した工作体験が盛り込まれた。
大邱と仁川は昔の人と昔の衣服を取り出した。

国立大邱博物館は企画展示室Ⅰ・Ⅱで「わが服を描く:権五昌画伯寄贈服飾人物画」を9月27日まで開いた。出品規模は121件137点だ。権五昌画伯の服飾人物画のそばに、実際の服飾遺物を並べた。絵の中の衣服と展示ケースの中の布地を一目で見比べられるようにした。
仁川市立博物館は2階の企画展示室で「朝鮮を照らした仁川の知性たち」を9月27日まで公開した。朝鮮時代に仁川で生まれたか、仁川に拠点を構えた人物たちを呼び起こした。
今年の秋夕の博物館プログラムを並べてみると、テーマがきれいに分かれる。食卓はソウル、遊びは晋州、衣服は大邱、地元の人物は仁川が担った。家の中で営まれていた名節の断片が、公共の展示室へ散らばって出てきたのだ。これを名節の風俗そのものが変わった証拠として読むには、連休の観覧客集計と家庭の茶礼の様子を合わせて見る必要がある。
全州の展示は趣が少し異なる。羅漢像はもともと寺で礼拝を受けていた像だ。16軀を22年ぶりに再び集めたことは、保存の面から見れば喜ばしい成果だ。しかし像が置かれた場所は博物館の展示ケースだ。
11月29日までに国立全州博物館を訪れれば、西固寺の羅漢16軀を一つの空間で見ることができる。像を一体ずつじっくり見るなら、時間に余裕を持って出かけるのがよい。
