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釜山の機張邑城の地下で600年前の堀が明らかになった

입력 2025/11/19 18:03:00

釜山機張郡が機張邑城で1425年の築城当時の城壁と堀を発掘した。

釜山の機張邑城の築城遺跡発掘調査現場 / 機張郡提供
釜山の機張邑城の築城遺跡発掘調査現場 / 機張郡提供

釜山機張郡が機張邑城の発掘調査で1425年の築城当時の城壁と堀を確認した。11月14日、機張邑の西部里地域の発掘現場で学術発掘調査の現場公開と諮問会議が行われた。

機張邑城は1996年5月に釜山市指定の文化遺産として登録された。その後、何度かの発掘を通じて、体城、門址、堀、地、建物址などが確認され、城壁の一部と堀は復元・整備された。

今年6月から、蔚山文化遺産研究院が機張邑城の西壁地域の整備事業地を対象に精密発掘を進めた。現在、地表面に残る城壁の下から、さらに古い時期の城郭遺跡が出土した。

今回確認された遺跡は、世宗7年の1425年頃に初めて築かれた機張邑城の体城と堀である。体城は城郭附属施設を除いた城壁本体を指し、堀は敵の侵入を防ぐために城の外側に掘られた溝である。

堀の上では、成宗21年の1490年から中宗25年の1530年の間に改築された体城が上下に重なった形で確認された。文献記録だけで推定されていた築城時期が実際の遺跡で証明されたものである。

堀からは15世紀の印花分青磁や軟質白磁などが出土した。これらの遺物は築造と廃棄の時期を推定する手がかりとなる。

発見された初築の堀は北西側の高地から南東側の低地へ約32m続いている。深さは0.7〜1.5m、幅は6.4mである。護岸石築の間の幅は4.6mと測定された。

地表に露出した改築体城は北側の一部区間と南側の境界に残っている。残存長は17mで、南北方向にまっすぐ続いている。地台石から体城上部までの高さは1.0〜1.3mである。

体城の築造方法も確認された。内壁は基部を固めた後、後詰石を密に詰めて補強した。床では木材で補強した指定木が発見された。外壁は基部の上に地台石を置き、面石を内側に積み上げた。地台石の下では城壁下部を支える基壇補築が確認された。

機張邑城は2020年1月に国家史跡への昇格を申請したが、2021年6月に保留された。当時、文化財委員会は歴史資料の補完が必要だという意見を示した。築城時期と範囲を実際の遺跡で証明する証拠が不足していたためである。

機張郡は今回の発掘成果を基に国家史跡昇格を再度推進する。機張郡は今年2月に機張邑城築城600周年を記念して韓国・中国・日本の3国の城郭研究者が参加した国際学術大会を開催した。

鄭鍾福機張郡長は「調査成果を反映して機張邑城の国家史跡昇格を積極的に推進する」と述べ、「機張邑城周辺を歴史的公園として整備し、機張市場と連携した地域経済の活性化にも努める」と明らかにした。


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